こんにちは、出海です。
突然ですが、「鬼滅の刃」という漫画の中に実在する古流剣術がでてくるといったらどう思うでしょうか。
本日は鬼滅の刃に登場する古流剣術を探して見たいと思います。
なお、このブログは自称「鬼滅の刃ファン中高年代表」である出海の一方的な鬼滅愛のみで成り立っています。
気楽に楽しんでいってもらえたら嬉しいです☺️
鬼滅の刃とは
今更ですが、鬼滅の刃をサラッとおさらいしておくと・・・
2016年から少年ジャンプで連載された、吾峠呼世晴先生による作品。
鬼にされた妹を人間に戻すため、巨大な悪鬼へ仲間と共に立ち向かう主人公「竈門炭治郎」の物語。
世にいう「世界一哀しい鬼退治」
単行本の発行部数は1億5000万部を超える人気マンガ。
2019年からアニメにおいて「炭治郎立志編」が放送され、その後も「遊郭編」「刀鍛冶の里編」が放送される。
劇場版では2020年に公開された「無限列車編」が興行収入400億を突破するほどの記録を誇るアニメです。
そんな鬼滅の刃ですが、タイトルにあるように古流剣術が描かれているシーンを見てみたいと思います。
皆さんも鬼滅の刃を片手に楽しんでみてください。
今回皆さんに用意していただくものは、「鬼滅の刃 第20巻」です。
国継縁壱
早速ですが、鬼滅の刃 20巻 第177話の回想を読んでみてください。
幼い縁壱が棒のようなものを渡されているシーンに注目してください。
「???」となった人✋
はい。ごもっともだと思います。
説明不足も甚だしいですねε-(´∀`; )
これは、国継縁壱が自身の兄である厳勝に「自分も剣術がしたい」といい袋竹刀と呼ばれるものを渡されるシーンです。
「これのどこが古流剣術なの」となりますよね。
答えは「袋竹刀」です。
袋竹刀と古流剣術
古流剣術じゃないじゃん!と言うなかれ。
この袋竹刀、現代も受け継がれている古流剣術の稽古で使用されている稽古道具なのです。
武道などを学ばれている方は、聞いたことがあるかもしれない古流剣術。
その名も「新陰流」。
一般には「柳生新陰流」の呼称の方が馴染みがあるかも知れません。
その新陰流の流祖「上泉信綱」が発明したのが袋竹刀なのです。
上の写真はその新陰流の稽古で実際に使っている袋竹刀です。
単行本では印刷の関係で黒くなってますが、その多くは赤色の皮が竹の上から被せてあるのです。
またこの袋竹刀は現在新陰流意外の流派でも使われていて、皮の色が白色だったり黒色(何かの雑誌か書籍の写真でしかみたことはないですが)のものもあるようです。
自称「鬼滅の刃ファン 中高年代表」
実を言うと、私は1年ほど前から新陰流を学び始めました。
ですが、この時は鬼滅の刃がきっかけで新陰流を学び出した訳ではなかったので袋竹刀が出ていた事などすっかり忘れていました。
自称「鬼滅の刃ファン 中高年代表」であるにも関わらずです。
ある日の事です。
TVアニメ「柱稽古編」の放送が決まったのを機に、おさらいのつもりで読み返していました。
そしてこの描写に差し掛かった時、「あっ!」となった次第です。
まさか自分が学んでいる新陰流で、自分自身が稽古で握っている袋竹刀が出ているとは思いもよりませんでした。
もう少しで「心臓が口からまろびで出る所(我妻善逸 談)」でした。
このことがきっかけで「もしかして、他のシーンにも新陰流と思しき描写があるのでは?」と考えてしまったのです
そして、ここから私による「鬼滅の刃」と「新陰流」のこじつけとも思える共通点探しが始まるのです。
そうです。
管理人である私の中にある鬼滅愛がダダ漏れになるきっかけとなったのです。
まとめ
鬼滅の刃に新陰流の登場。
いかがでしたか?
吾峠呼世晴先生がまさか新陰流の袋竹刀を鬼滅の刃で採用してくださるとは、何という光栄。
新陰流を学ぶ者としては、こんなに嬉しいことはないですね。
より一層稽古に励めそうです。
そして、この物語に出てくる新陰流は袋竹刀だけではなかったのです(一方的なこじつけが含まれますのでご容赦ください)。
次回予告!
「岩って斬るものだったけ?」
次回も長〜い目と深〜い心でお付き合い頂けると嬉しいなぁ
おまけ
いよいよ「柱稽古編」がはじまりますね。
このブログを書いているのが、4月中旬なのでテレビ放送開始まであと1ヶ月。
単行本でおよその内容は分かりますが、ビジュアルと音が入ることでどんな迫力になるのか楽しみですね。
主題歌の「夢幻」も映画館で少しだけ公開されましたが、気になるところです。
鬼滅の刃はまだまだ、これからも心を踊らせてくれそうです。
一緒に楽しみましょう♪
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